Rからxlispstatを呼び出すRXLispのセットアップ方法

少々…というか正攻法でいくとかなり面倒くさかったのでメモ

#参考URL:

1.R Special Interest Group on Macintosh Development and Porting, both for MacOS 8.6 - 9.x and MacOS X : RXLisp

2.The RXLisp package



#注意


もしかしたらxlispstatがインストール済みじゃないと動かないかもしれないので,まだインストールしていない人は,別の記事に書いてある「MacOSXにxlispstatをインストールする」を参考にしてインストールした後で,コッチの作業をやってもらえると安心かも


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##セットアップ方法

#1 RXLispをセットアップする.


正攻法でセットアップしてみようとしたけど,色々とエラーが出るのでギブアップ.

参考URL1.にあるシェルスクリプトを実行したところ上手くいったので,こちらの方法をとった方が正解かも.

ただそのシェルスクリプトは,幾つか妙なところで改行が加わってしまっているので(恐らくメーリングリストの内容だから,強制改行が加わっているのかも),そこを修正する必要有り.

いちおう修正済みのやつを作っておいたので,それをダウンロードして実行すればセットアップできるはず.

修正済みシェルスクリプトファイル setup_rxlisp.sh

上のシェルスクリプトファイルをダウンロードしたら以下のコマンドを実行.

cd /hoge(シェルスクリプトファイルをダウンロードしたディレクトリ)
sudo sh setup_xlisp_rxlisp.sh



#2 ファイルの修正

#1で基本的なセットアップは終わっているけど,R内でLibraryをロードしてサンプルコマンドを実行しようとすると,

; loading "/Library/Frameworks/R.framework/Versions/2.5/Resources/library/RXLisp/xlisp/ObjectManager.lsp"

error: unbound function - DEF

error: can't load file - "/Library/Frameworks/R.framework/Versions/2.5/Resources/library/RXLisp/xlisp/ObjectManager.lsp"

というエラーが出る.

どうやら

/Library/Frameworks/R.framework/Versions/2.5/Resources/library/RXLisp/xlisp/ObjectManager.lsp

というファイルが悪さをしているようなので,それを修正してみる.

エラーメッセージに

error: unbound function - DEF

と書いてあるので,恐らくはdefunと書くべき所をdefと書いてしまっているのだろう.
でもxlispstatはdefでも出来たはずなんだけど…おかしいなぁ.

違和感を感じつつObjectManager.lspのファイルを覗いてみると,

(def ReferenceManager (createReferenceManager))

という記述を発見.

そこで

(defun ReferenceManager (createReferenceManager))

という風に修正して,もう一度ロードをしてみると上手くいく.

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コレでR上でxlispstatが呼び出せるようになった.

実際にサンプルを動かしてみたけど,上手くいっているようなので安心.

##追記(重要)
上記の方法を使うだけだと,幾つかのコマンド("histogram"とか)が実行できないという問題が発生してしまう.
どうやらxlispstatの基礎的なコマンドを読み込んでくれていないらしい.
ココを参考に変えてみる.
まず,xlispstatのxlisp.wksを/Library/Frameworks/R.framework/Resources/library/RXLisp/xlisp/以下にコピーする.

cp /usr/local/lib/xlispstat/xlisp.wks /Library/Frameworks/R.framework/Resources/library/RXLisp/xlisp/

これが終わったらR上でLibraryをロードして,以下のコマンドを実行する.

library(RXLisp)
.XLispInit(c("xlisp",paste("-w",system.file("xlisp","xlisp.wks",package="RXLisp"),sep='')))

これでエラーメッセージも返してこないし,"histogram"とかのコマンドも使えるようになった.

ちなみにいちいち上のコマンドでやるのが面倒くさい場合は

.XLispInitArgs = c("xlisp",paste("-w",system.file("xlisp","xlisp.wks",package="RXLisp"),sep=''))

で従来通りの.XLispInit()コマンドで作業できるようになる見たい.

とりあえずこれでRXLispはきちんと動くようになった模様.
めでたしめでたし.